逮捕されて名前(実名)が報道されない場合の基準や理由は何?なぜ芸能人はすぐに実名報道?

近年では、2021年に鼻出しマスクを注意されたあと、
トイレにたてこもり、
建造物不退去容疑で逮捕された49歳受験生の男が
話題となりましたが、
この男は実名や顔は一切公表されていません。
報道で逮捕された場合に、
名前(実名)や顔が報道、
公開される場合とされない場合の違いとは、
いったいなんでしょうか?
気になって調べてみた結果をご紹介します。

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逮捕されて名前(実名)が報道されない場合の基準や理由は何?

明確な基準は決まっていない

実名で報道されるかされないかの基準は、
明確には決まっていないそうです。
そのため、報道機関の独自の判断によっているようです。

 

 

実名報道がされる可能性の高い事件とは

例えば、ニュースや新聞などを見ていると、
殺人、強盗などの凶悪犯罪や、
交通事故の中でも大きな事故で人に大怪我させたり、
事故の加害者や被害者側は死亡してしまったた場合は、
一般人でも実名報道されるイメージがありますよね。
社会的に大きな影響を与えた事件に関しては実名報道されることが多いです。

 

 

しかし、窃盗、痴漢、万引きといった、
逮捕される件数が多く、比較的罪が軽い犯罪
なおかつ、犯人が罪を認め、すでに釈放されていたり、
在宅で起訴されているような場合は、
実名報道されるケースは少ないとされています。

しかし、全国ニュースで実名が公開されなくても、
地方新聞では、万引き、客引きといった、
軽微な事件でも実名報道されています。

 

 

未成年の場合

20歳未満の犯罪を犯した加害者については、
法律で制限されています。
少年法61条によって、

家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴
を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件
の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に
掲載してはならない

と定められていて、実名での報道が禁止されています。

イオンのエスカレーターで故意に
カートを落下させた動画が拡散され、
最終的に書類送検になった17歳の少年二人も、
実名報道はされていません。

イオンエスカレーターのカート落下事件の犯人の名前(実名)や顔は特定された?動画検証!

 

しかし、過去には社会的に非常に大きな影響を与えた事件で、
未成年の加害者の実名報道を行った報道機関があり、
社会問題に発展したこともあります。

 

 

 

2022年より成人年齢が引き下げ

法改正に伴い、2022年4月1日より
成人とされる年齢が20歳から18歳へ引き下げられます
今まで20歳未満では実名報道できませんでしたが、
18,19歳の犯罪者の実名報道が解禁されます。

 

改正案は、18、19歳は民法上の成人となって新たな権利を与えられる一方、未成熟で可塑(かそ)性(今後変化する性質)が高いとの考えから、18歳未満とも20歳以上とも別の扱いとする「特定少年」と位置づけた。その上で全件を家裁に送致する仕組みを維持しつつ、厳罰化を図った。  原則逆送の要件を、現在の「殺人など故意の犯罪で被害者を死亡させた場合」に加え、強盗や放火、強制性交等なども含める。また、実名や顔写真の報道を禁止する規定に特例を設け、18、19歳は起訴段階で実名報道を解禁するほか、少年の更生を考慮する不定期刑の適用からも除外する。

引用元:毎日新聞

 

 

 

 

なぜ芸能人はすぐに実名報道?

また、芸能人や有名人など、
それなに名前が世間に知られている人の場合は、
交通事故でも軽微な物損事故だったとしても、
報道されるケースが多いです。
そのため、謝罪コメントを発表したり、
謝罪会見を開く様子をワイドショーなどでよく見かけますね。

やはり、有名人に関する報道は、ゴシップの要素が非常に強く、
世間の注目を集めるために実名報道している
といっても過言ではないようです。

 

 

 

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実名報道された具体例

鼻出しマスク事件の場合

大学入試共通テストにおいて
鼻出しマスクでトイレにたてこもり逮捕された
49歳男性の例をとってみます。

この男性は、トイレに3時間以上たてこもり、
2021年1月16日に不退去の容疑で逮捕されました。
しかし、実名報道や顔の公開はされていません。
そして、1月19日夜に釈放されています。

 

 

刑法第130条不退去材とは

第百三十条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、三年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。

~引用元:刑法第130条

つまり、簡単に言うと
「他人の住居や建物から出ていけと言われたのに退去しなかった」
というものです。
この不退去罪の罰則は
【3年以下の懲役または10万円以下の罰金】
です。
ちなみに窃盗罪の場合の罰則は
【10年以下の懲役または50万円以下の罰金】
ですので、不退去罪は比較的軽い犯罪と言えます。

 

しかし、今回の事件においては、

(1)大学入試共通テスト第1回目で起きた
(2)コロナ禍真っ只中
(3)マスクの着用方法
(4)トイレにたてこもるという特異性

といったように、
社会的な影響が大きい事件でもあり
さらに話題性も高い事件だったため

匿名という形で報道したのではないでしょうか?

 

 

 

 

まとめ

・逮捕されて名前(実名)が報道されない場合の基準は特にない

・社会的に大きな影響を与えた事件に関しては実名報道されるケースが多い

・軽微な犯罪では実名報道されないが、地方紙だと実名報道されている

・芸能人や有名人の事件事故はゴシップ要素で注目を集めるために実名報道

 

以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

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