ジャンプスクエアで連載中の
漫画「ワールドトリガー」。
その作者である葦原大介先生が、
急病のためジャンプスクエア3月号を
休載することがわかりました。
その体調不良の原因は
持病の頚椎症性神経根症とされています。
頚椎症性神経根症とはどういった病気なのでしょうか?
頚椎症性神経根症を発症した結果はなんでしょうか?
頚椎症性神経根症の治療法はあるのでしょうか?
ご紹介していきます。
葦原先生の急病の原因、頚椎症性神経根症とは何?
ワールドトリガー公式が発表した休載に関するツイート
2月4日発売のジャンプスクエア3月号は作者急病のため休載させて頂きます。
病状は新型コロナ(COVID-19)ではありません。
葦原先生は現在は休養中になります。
コミックス最新23巻は、予定通り2月4日に発売になります。
またジャンプスクエア4月号では掲載の予定です。よろしくお願いします。— ワールドトリガー公式 (@W_Trigger_off) January 28, 2021
葦原大介さんのプロフィール
・名前:葦原 大介(あしはら だいすけ) ・生年月日:1981年2月13日 ・出身地:東京都 ・デビュー作:ROOM303 ・デビュー年:2008年 |
この投稿をInstagramで見る
ワールドトリガーは、
2013年11号より「週刊少年ジャンプ」にて
連載を開始しています。
しかし、連載を開始した2013年末から
体調を崩すことが多くなったそうです。
その体調不良は、
2021年1月の急病の原因ともいわれている
頚椎症性神経根症でした。
つまり、2013年頃からこの病気を発症し、
それ以降治っていないようです。
頚椎症性神経根症とは何?
あまり聞きなれない病気ですね。
一体どういう病気なのか調べてみました。
頚椎症性神経根症(けいついしょうせい しんけいこんしょう)は、頚椎の変性(椎間板ヘルニア、骨棘形成など)により、椎間孔の狭窄が生じ、神経根が圧迫され、主に片側に痛みやしびれが生じる疾患です。
~引用元:https://toutsu.jp/
~引用元:https://toutsu.jp/
この病気によって
- 首の痛み
- しびれ感、感覚異常
- 手の知覚障害
といった症状があらわれるとされています。
日常生活では具体的に次のような障害があります。
- 首をそらすと痛みが走る
- 重いものを持とうとすると首が痛む
- 何もしていなくても首から手が痛む
一般人にとっても非常につらい病気ですが、
手や指を使う漫画家にとっては、
致命傷ともいえる病気ですね。
では、なぜこのような病気を患ってしまったのでしょうか?
そこにはちゃんとしたきっかけが存在しました。
次の章で、ご紹介していきます。
頚椎症性神経根症を発症したきっかけは?
2014年夏に単行本を2か月連続で刊行するために、
連日連夜にわたって、漫画を描き続けたそうです。
その過密スケジュールにより、首と肩を壊したと、
芦原先生自身が語っています。
~引用元:http://lipcre.sakura.ne.jp/
このころは、ワールドトリガーの
テレビアニメ化を控えていて、
編集部によるワールドトリガー推しが
徹底的に進めていた時期でした。
年が明けた2015年も、首の痛みがひどく
ジャンプの新年会も欠席しています。
その後も定期的に休載を行い、
2016年1月には病院でもらった薬が効いた
と語っていました。
そのためなのか、休載せず漫画を描き続けた結果、
2016年後半には、頚椎症性神経根症の治療のため
長期にわたって休載します。
このように、編集部のワールドトリガー推しは
結果的に大きな代償を
払うことになってしまいまいた。
葦原大介さんも、
注目を浴びる作品となれば、
必死になって漫画を描いていたと思います。
もちろん大切な時期ですからね。
しかし、まさかそれがのちのちにまで
自分の体をむしばむほどの
大きな病気になるなんて、
当時は考えもしなかったのではないでしょうか。
頚椎症性神経根症の治療法は?
重度でない場合は
薬物療法
首にカラーを巻く装具療法
首をひっぱる牽引療法
首をあたためる温熱療法
リハビリ
が主な治療方法だそうです。
葦原大介さんも、先述の通り、
病院で薬をもらっていたことがあるので
主に薬物療法で痛みを和らげていたようです。
しかし、今回は急病ということなので、
上記のような治療法で治らず、
痛みが激しい場合は、
最悪の場合手術することもあり得るそうです。
頚椎症性神経根症の予防としては
普段の姿勢が大きくかかわっているそうですが、
漫画家という職業柄、机に向かう体制を長時間
とらなければいけないので、
なかなか難しいようですね。
葦原大介さん急病のため休載に関する世間の反応
2月はワートリ23巻にリリエンタール上下巻もあるし、毎週のアニトリまである、モンストコラボすらあるという供給の多さなので、ワートリ民はむしろ溺れるくらいの状態。
なので葦原先生、読者のことは気にせず、しっかり身体を休めていただきたい。— なかやん (@altocooksnowman) January 28, 2021
いやでも描いたらわかるけど葦原先生の絵のバランスむっちゃくちゃ難しいからアニメーターさん大変よな…ちょっとずれただけでコレジャナイ感すごい出るから…
— たくさん (@tekusyun) January 23, 2021
葦原先生の健康第一!!お大事にしてください……びっくりした…最近忙しかったもんね連続表紙やカラーやアニメ始まったりコラボあったりすごい恵まれてた……ほんとゆっくりしてください🙏
— 蒐 (@nekoha_degozaru) January 28, 2021
まとめ
・ワールドトリガー作者の葦原大介さんが急病のため休載
・2013年から頚椎症性神経根症を患っている
・頚椎症性神経根症になったきっかけはワールドトリガー2ヵ月連続刊行による多忙
・治療法はひどい場合手術もあり得る
以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。
併せて読みたい↓