2021年7月3日
梅雨時期特有の豪雨により
静岡県熱海市伊豆山地区で
土砂崩れが発生しました。
なんと新幹線の線路下まで
土石流が襲っていて、
新幹線やJRの今後の
運行状況が気になります。
テレビニュースでは、
繰り返し土砂崩れの動画が流れていますが、
調査したところテレビ未公開の
動画や画像がありましたので、
皆さんにご紹介していきます。
土砂崩れの原因については、
下記の記事でご紹介しています。
併せてご覧ください。
熱海土砂崩れの動画
テレビでは下記の動画が
一番放送されていますね。
しかし、Twitterには様々な
動画がアップされています。
出典：Yahoo!ニュース
この動画は土砂崩れ現場近くの
民家から撮影されたものです。
この家は幸い被害を免れますが、
目の前に迫ってくる土砂崩れの
恐怖を感じますね。
逃げ惑う消防員も写っています。
熱海の土砂崩れ未公開動画①
そして次の動画では
さらに近い場所から
動画が撮影されています。
報道各社もそろって
この動画を使って
報道するようになりました。
熱海の土砂崩れ車の人も心配やし、向かいのベージュの家なんて2階に人居るのに😭 pic.twitter.com/IhV2WEShD8
— みゆ (@miyu_318) July 3, 2021
山麓方向に向かって避難する
軽自動車が映っています。
こういうときに山麓方向に避難すると、
後ろから土砂崩れに
襲われる可能性があるので、
本来は避けるべきなのですが、
おそらくこの道以外に
避難ルートがなかった
のかもしれません。
さらに衝撃的なのが、
向かい側に写っている
ベージュの外壁の民家の2階に
人がいるように見えます。
窓を開けて外を確認している
様子が確認できますね。
そして土石流が流れてくると
窓を閉めて中に入りますが、
その直後にはベージュの民家に
流れてきた家と思われる瓦礫がぶつかり、
民家がぐちゃぐちゃに
壊れてしまいます。
中にいた住人は
無事なのでしょうか・・・？
熱海の土砂崩れ未公開動画②
次の動画は、
現場近くのマンションの
屋上駐車場から
撮影されたものです。
かなりギリギリのラインで
土石流が襲っていることが
わかります。
別角度からも💦💦
熱海の土砂崩れ pic.twitter.com/eeiZy2UdTB— kazuking_wh (@kazuking_wh) July 3, 2021
レンガ色の赤い建物は
丸越酒店の建物です。
山の上から下ってきた土石流が
ものすごい勢いで
建物を壊していきます。
この動画では、
レンガ色の建物の左奥に
白くて四角い建物が
映っていますね。これは、
有限会社岩本建築部
という会社の建物ですが、
ここから動画の０：０２あたりに
白い袋を持った人が
映っているように見えます。
よって、この動画が
テレビ番組で流されることは
ないかと思われます。
無事であることを祈りましょう・・・
熱海の土砂崩れ未公開動画③
これは通行止めになった
国道135号線で
撮影されたものです。
熱海の土砂崩れ映像
東日本大震災の時も津波がすぐ側にきてるのに撮影してる人いたけど危険すぎる
pic.twitter.com/vvnQNgZWVT— 東京の虎 (@Replaytigers) July 3, 2021
バスが映っていますが、
乗客や運転手は
避難した後のようで、
被害情報は出ていません。
このように
国道が寸断されており、
周辺の道路状況は
非常に悪いと言えます。
海沿いの熱海ビーチラインは
走れるようですが、
状況は刻々と変わるので、
もしどうしても
熱海に行く用事がある方は
事前に道路状況を確認することを
強くお勧めします。
熱海の土砂崩れ動画が撮影された場所
それでは、
動画が撮影された場所を
地図を使ってご説明します。
まずは広域の地図です。
熱海の市街地から
少し北東にある場所です。
それでは、次に各動画が撮影された
場所の地図をご紹介します。
まずは報道番組で流れる動画と、
未公開動画①と②の撮影場所です。
動画①では、地図左下の
コマツ屋製麺所の場所も写っていますが
東海道新幹線も
すぐ近くに写っていることがわかりますね。
それでは次に動画③が
撮影された場所です。
国道135号線上で、
土石流の東側で
撮影されたことがわかります。
出典：GoogleMap
東海道新幹線や
東海道本線の被害が気になりますが、
それぞれの線路は高架や盛り土になっていて、
その下を走る道路の部分から、
土石流が各線路の下を通過したようです。
線路の直接の被害はなさそうですが、
今後の情報が気になりますね。
熱海の土砂崩れの安否確認は？
2021年7月3日19時時点では
「20名くらい安否不明」
とされていて、
詳細な数字も状況もわかっていないようです。
自衛隊が被災地に入ったようなので、
天候が収まれば救助活動や情報収集も
進むと思われます。
まとめ
7月に入り梅雨もそろそろ本番です。
大雨による被害は、
毎年全国で発生していて、
どの地域でも可能性はあり得ます。
ハザードマップを確認したり、
日頃から避難の方法を
確認することが必要ですね。
安否不明の方の一刻も早い救助を望みます。
土砂崩れの原因については、
下記の記事でご紹介しています。
併せてご覧ください。
