1億円の預金通帳を拾っても謝礼は0円の理由!残高は関係ない

  • 2021年11月28日
  • 2021年11月28日
  • テレビ

2021年11月29日放送の
「激レアさんを連れてきた」では
「1億円の預金通帳を拾った人」が出演!

よく言われていることは、

落とし物やお金を拾った人は
その価値の5%~20%の謝礼金もらえる

とか

謝礼金(報労金)を請求する権利がある

 

なんて聞いたことがありますよね。

しかし、激レアさんで登場した
1億円の預金通帳をもらった人の場合、
謝礼金は0円だったそうです!

なぜ1億円もの預金通帳をもらっても
権利や価値は0円なのか?
気になって調査したので、
みなさんにご紹介していきます。

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1億円の預金通帳を拾っても謝礼は0円の理由!

1億円の預金通帳を拾った人のツイート

まずは激レアさんに出演した
「1億円の預金通帳を拾った人」の
実際のツイートをご覧ください。

 

 

このツイートが投稿されたのは2021年9月22日。
放送されたのは2021年11月29日なので、
だいぶ最近のことなんですね。
このツイートは、リツイート数で第17位にも
輝いたほど話題になっていたそうです。

もしかしたら、テレビ朝日の
「激レアさんを連れてきた」のスタッフが
このツイートを見て、
番組出演の依頼をしたのではないでしょうか?
激レアさんは毎回変わった方が出演するので、
最近はネタ切れだとも言われていたので、
とても話題としてはおもしろいですね。

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拾った通帳には暗証番号の付箋があった

拾ったのは通帳だけではなく、
預金通帳の暗証番号が記載された
付箋も一緒に拾ったそうです。

預金通帳と暗証番号を一緒に保管するなんで、
かなりセキュリティが甘々ですよね・・・

 

おそらく預金通帳の持ち主は高齢者
だったのではないでしょうか?
そのため、暗証番号を忘れないようにと
付箋にメモして通帳と一緒に持ち歩いていたようです。

 

もし拾われてお金が下ろされてしまったら、
一大事ですよね。
おそらくATMにある監視カメラで
顔がバレてすぐに逮捕されるとは思いますが、
犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
変な人に拾われなくてよかったですね。

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拾得物の一切の権利を放棄した

上記に紹介したツイートでも写っていますが、
実は預金通帳を拾った方は、
拾得物に関しての一切の権利を放棄しています。

 


出典:https://twitter.com/

 

確かに実際のツイートの画像でも
拾得物件預り書には
「棄権」
というところに
チェックがついていますね。

 

 

実際に預金通帳を拾った方も
預金通帳の額面1億円の5%~20%である、
500万円~2500万円
(2000万円の間違い?)
もらえたのかもしれないと
ツイートしていますね。

しかし、同時に
検知を放棄したとも書かれています。

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残高や額面は関係ない

預金通帳自体の価値はない

しかし、預金通帳を拾って届けたからといって、
謝礼金(報労金)の権利を主張できるかどうかは、
かなり微妙だと言われています。

 

いったいなぜでしょうか?

 

理由としては、

預金通帳自体に価値はないから

だということです。

現金やものの場合だと、
その価値の5%~20%の謝礼金(報労金)を
もらえるケースはありますが、
実際は拾った人と持ち主との話し合いであり、
実際に拾った人が持ち主に請求するケースは少なく、
持ち主が善意で謝礼金(報労金)をあげたり、
お礼として菓子折りを渡した
というケースは多々あるようです。

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実際に預金通帳を拾って謝礼金(報労金)をもらった事例

実際に預金通帳を拾った人が、
警察に届けたケースがツイートされていましたが、
謝礼金(報労金)をもらったという
ケースはひとつもありませんでした。

 

しかし過去に通帳を落として
報労金を主張した裁判を見つけました。

残高800万円の通帳と印鑑を拾った方が、
報労金支払いを求めて
裁判を起こしたケースがありました。

この事件は、和解によって
30万円の報労金支払にて解決しています。
そこでは、
800万円×0.75×0.05=30万円
という計算式が推測されますので、
通帳残高の75%相当が「物件の価格」
されたのではないかと考えられます。
これは、通帳のみならず印鑑も一緒に
落とした事案であったため、
比較的容易にお金を引き出されて
遺失者が経済的損失を被る
危険性がありましたので、
「物件の価格」が高く設定
されたのではないでしょうか。

引用元:https://note.com/

 

こういった判例というのは、
その後の裁判にも大きく影響します。
もし、1億円の預金通帳をもらった人が裁判をすれば、
同様の金額がもらえる可能性は高いですね。

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判例をもとに謝礼金(報労金)の金額を計算

今回1億円の預金通帳を拾った方は、
通帳と暗証番号が書かれたメモを一緒に拾っています
その暗証番号が本物であれば、
上記の判例と同じように
簡単にお金を引き出される状況です。
ということで、上記の判例をもとに
1億円の預金通帳をもらった人の
謝礼金(報労金)の金額を計算してみると

 

1億円×75%×5%=3,750,000円

 

つまり
375万円の謝礼金(報労金)
をもらえた可能性
があります!

かなりの金額ですよね!

 

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謝礼金(報労金)をしてまでお金が欲しい?

しかし、今回の場合は、
そもそも裁判をしてまで謝礼金(報労金)が欲しいか?
ということが重要なポイントです。
拾った方もそれついてツイートしています。

 

 

今回ツイート主の方は権利を放棄していて、
謝礼金(報労金)は一切受け取っていません。

 

その代わり1億円の徳をもらったと
ツイートする方がいらっしゃいました。

 

 

確かにお金はもらえませんでしたが、
とても貴重な体験をするとともに、
お金について改めて
考えさせられる経験ですよね。

 

もし自分が同じ状況に遭遇したら、
警察に届けることは間違いないとしても、
権利を放棄できるのでしょうか・・・
人間性が試されますね笑

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まとめ

  • 1億円の預金通帳を拾った方は謝礼金(報労金)をもらっていない
  • 1億円の預金通帳を拾った方が権利を主張すれば裁判で375万円もらえた可能性

 

続いて下記の記事をご覧ください