2021年11月29日放送の
「激レアさんを連れてきた」では
「1億円の預金通帳を拾った人」が出演!
よく言われていることは、
落とし物やお金を拾った人は
その価値の5%~20%の謝礼金もらえる
とか
謝礼金(報労金)を請求する権利がある
なんて聞いたことがありますよね。
しかし、激レアさんで登場した
1億円の預金通帳をもらった人の場合、
謝礼金は0円だったそうです!
なぜ1億円もの預金通帳をもらっても
権利や価値は0円なのか?
気になって調査したので、
みなさんにご紹介していきます。
1億円の預金通帳を拾っても謝礼は0円の理由!
1億円の預金通帳を拾った人のツイート
まずは激レアさんに出演した
「1億円の預金通帳を拾った人」の
実際のツイートをご覧ください。
【速報】通帳を拾ったら残高1億円、キャッシュカード・暗証番号の付箋付きだったので震えながら交番に届けてきました。 pic.twitter.com/aSBLZNVKie
— Tasshi of Satsuma🥷 (@tasshi820) September 22, 2021
このツイートが投稿されたのは2021年9月22日。
放送されたのは2021年11月29日なので、
だいぶ最近のことなんですね。
このツイートは、リツイート数で第17位にも
輝いたほど話題になっていたそうです。
もしかしたら、テレビ朝日の
「激レアさんを連れてきた」のスタッフが
このツイートを見て、
番組出演の依頼をしたのではないでしょうか?
激レアさんは毎回変わった方が出演するので、
最近はネタ切れだとも言われていたので、
とても話題としてはおもしろいですね。
拾った通帳には暗証番号の付箋があった
拾ったのは通帳だけではなく、
預金通帳の暗証番号が記載された
付箋も一緒に拾ったそうです。
預金通帳と暗証番号を一緒に保管するなんで、
かなりセキュリティが甘々ですよね・・・
おそらく預金通帳の持ち主は高齢者
だったのではないでしょうか?
そのため、暗証番号を忘れないようにと
付箋にメモして通帳と一緒に持ち歩いていたようです。
もし拾われてお金が下ろされてしまったら、
一大事ですよね。
おそらくATMにある監視カメラで
顔がバレてすぐに逮捕されるとは思いますが、
犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
変な人に拾われなくてよかったですね。
拾得物の一切の権利を放棄した
上記に紹介したツイートでも写っていますが、
実は預金通帳を拾った方は、
拾得物に関しての一切の権利を放棄しています。
出典:https://twitter.com/
確かに実際のツイートの画像でも
拾得物件預り書には
「棄権」
というところに
チェックがついていますね。
500万から2500万かー、、、
(権利放棄したのでもらえません) pic.twitter.com/JGi1O16pX9— Tasshi of Satsuma🥷 (@tasshi820) September 22, 2021
実際に預金通帳を拾った方も
預金通帳の額面1億円の5%~20%である、
500万円~2500万円
(2000万円の間違い?)
もらえたのかもしれないと
ツイートしていますね。
しかし、同時に
検知を放棄したとも書かれています。
残高や額面は関係ない
預金通帳自体の価値はない
しかし、預金通帳を拾って届けたからといって、
謝礼金(報労金)の権利を主張できるかどうかは、
かなり微妙だと言われています。
いったいなぜでしょうか?
理由としては、
預金通帳自体に価値はないから
だということです。
現金やものの場合だと、
その価値の5%~20%の謝礼金(報労金)を
もらえるケースはありますが、
実際は拾った人と持ち主との話し合いであり、
実際に拾った人が持ち主に請求するケースは少なく、
持ち主が善意で謝礼金(報労金)をあげたり、
お礼として菓子折りを渡した
というケースは多々あるようです。
実際に預金通帳を拾って謝礼金(報労金)をもらった事例
実際に預金通帳を拾った人が、
警察に届けたケースがツイートされていましたが、
謝礼金(報労金)をもらったという
ケースはひとつもありませんでした。
しかし過去に通帳を落として
報労金を主張した裁判を見つけました。
残高800万円の通帳と印鑑を拾った方が、
報労金支払いを求めて
裁判を起こしたケースがありました。
この事件は、和解によって
30万円の報労金支払にて解決しています。
そこでは、
800万円×0.75×0.05=30万円
という計算式が推測されますので、
通帳残高の75%相当が「物件の価格」と
されたのではないかと考えられます。
これは、通帳のみならず印鑑も一緒に
落とした事案であったため、
比較的容易にお金を引き出されて
遺失者が経済的損失を被る
危険性がありましたので、
「物件の価格」が高く設定
されたのではないでしょうか。引用元:https://note.com/
こういった判例というのは、
その後の裁判にも大きく影響します。
もし、1億円の預金通帳をもらった人が裁判をすれば、
同様の金額がもらえる可能性は高いですね。
判例をもとに謝礼金(報労金)の金額を計算
今回1億円の預金通帳を拾った方は、
通帳と暗証番号が書かれたメモを一緒に拾っています。
その暗証番号が本物であれば、
上記の判例と同じように
簡単にお金を引き出される状況です。
ということで、上記の判例をもとに
1億円の預金通帳をもらった人の
謝礼金(報労金)の金額を計算してみると
1億円×75%×5%=3,750,000円
つまり
375万円の謝礼金(報労金)
をもらえた可能性があります!
かなりの金額ですよね!
謝礼金(報労金)をしてまでお金が欲しい?
しかし、今回の場合は、
そもそも裁判をしてまで謝礼金(報労金)が欲しいか?
ということが重要なポイントです。
拾った方もそれついてツイートしています。
今回の最大の学びは自分の欲を自覚できたことかもしれない。
最初は善意だったのに、報労金を主張するか聞かれた瞬間に「お金欲しい」って気持ちが鎌首をもたげるのを感じた。
お礼が数%ぐらいっていうのはなんとなく知ってたから安くない金額になるのもすぐに分かった。— Tasshi of Satsuma🥷 (@tasshi820) September 24, 2021
今回ツイート主の方は権利を放棄していて、
謝礼金(報労金)は一切受け取っていません。
その代わり1億円の徳をもらったと
ツイートする方がいらっしゃいました。
良き徳を積まれたと思います。
— 町井勲 (@IsaoMachii) September 23, 2021
確かにお金はもらえませんでしたが、
とても貴重な体験をするとともに、
お金について改めて
考えさせられる経験ですよね。
もし自分が同じ状況に遭遇したら、
警察に届けることは間違いないとしても、
権利を放棄できるのでしょうか・・・
人間性が試されますね笑
まとめ
- 1億円の預金通帳を拾った方は謝礼金(報労金)をもらっていない
- 1億円の預金通帳を拾った方が権利を主張すれば裁判で375万円もらえた可能性
続いて下記の記事をご覧ください