NHK紅白歌合戦の選考基準は何？その理由が気になる！

2020年11月16日に第71回NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。そこで、AKB48が落選したりと何かと選考基準について話題になっています。NHKは「総合的な判断」をコメントを発表していますが、調査の結果、その選考基準について判明したことをまとめてみました。

↓あわせてこちらもご覧ください↓

【AKB紅白歌合戦落選の衝撃の理由は何？解散の日も近い？】

【MISIAが背骨骨折！第６・第７胸椎棘突起部ってどこ？なぜ入院しない？後遺症は残る？】

スポンサードリンク

1 紅白歌合戦の変化
2 世間の反応
3 NHKの過去の正式回答
4 裏の事情
5 CDヒットとは無縁な歌手たち
6 まとめ

紅白歌合戦の変化

まず、こちらがNHKが公表した出場歌手の一覧です

第71回NHK紅白歌合戦・出場歌手が決定！

出場歌手は42組。
初出場は紅組が6組、白組が3組、企画が1組、合わせて10組です。

紅白の最新情報はこちら▼https://t.co/T7VyL1HOMh #NHK紅白 pic.twitter.com/HjtWMqW3dz

— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) November 16, 2020

数年前までは、紅白歌合戦に出場する歌手は、その年にレコードやCDがヒットした歌手だったり、レコードやCDが売れていなかったとしても、不動の人気を得ていて様々な世代から愛されている曲（を歌う歌手）が選ばれていました。

しかし、2015年頃から紅白歌合戦の出場歌手に少しずつ変化が見られました。例えば、それまで演歌の大御所と呼ばれていた小林幸子、北島三郎、和田アキ子、細川たかし、藤あや子など・・・特に小林幸子はド派手な衣装を身にまとい、紅白歌合戦でその衣装や舞台装置が見どころのひとつとなっていたため、様々な世代から受け入れられていました。

毎年、出場歌手について様々な反応があり、そのたびにどういった選考基準で紅白歌合戦の出場歌手が決定するのかということが話題になっていました。

世間の反応

やはり紅白歌合戦の選考基準について知りたい方が非常に多いようですね。

選考基準がわからない😓
単純に売り上げ？
知名度？
NHKへの貢献度？
事務所の推し？
レコード会社の推し？
色々とわからない😓って考えてると、なら、凹む必要も無いんじゃ…って思えてきた(単純)

— 蜜柑(JWHD 広報部) (@skybrue681426) November 16, 2020

あとNiziUも正式デビュー自体がまだたから、選考基準は売上だけではないんでしょうね…。出るのも出ないのもNHKと各事務所の戦略上の判断だと思うので個人的には紅白出ないから人気なくなったとかはあまり思わないかな。

— ヒバナ (@hibanatti) November 16, 2020

スポンサードリンク

NHKの過去の正式回答

過去、紅白歌合戦の選考基準についてNHKが2016年に正式に回答したものをご紹介します。

<選考に関しては、例年通り「今年の活躍」、「世論の支持」、「番組の企画・演出」、以上3つの点を中心に下記のデータを参考資料として総合的に判断致しました>

「参考資料」は以下の6点。

（A）7歳以上の全国5000人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による調査の結果（※質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」）

（B）7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果（質問はAと同じ）

（C）「NHKのど自慢」の予選出場者の曲目

（D）CD・カセット・DVDの売り上げ

（E）有線・カラオケのリクエスト等についての調査

（F）インターネットやダウンロード等についての調査

ランダムデジットダイヤリング（RDD）方式とは、コンピューターで無作為に数字を組み合わせた番号に電話をかけ、調査を行うアンケート手法で、新聞社の世論調査にも使用されている。

様々なデータをもとに紅白歌合戦の出場歌手が決められるんですね。しかし、最終的には紅白歌合戦のスタッフが決定を下します。その中でやはり一番重要指標となるのが一般の方からのアンケート結果だそうです。

裏の事情

公式回答ではアンケートが最重要とされていますが、あくまでもそれは建前で裏の事情があるとされています。その理由として、秋ごろになるとNHK側から有名レコード会社に、紅白歌合戦の出場歌手のプレゼンを求められるそうです。つまり、レコード会社側から出演させたい歌手＝売り込みしたい歌手を、NHKに推すことができるというのです。他に、NHK側がどうしても出演してほしい歌手に関しては、NHK側からその歌手に対して出演依頼があるそうです。そして、芸能事務所やレコード会社ごとに推薦枠が用意されており、特に芸能事務所に関しては、同じ芸能事務所に所属する歌手が２組以上出ることはないとされています。

スポンサードリンク

CDヒットとは無縁な歌手たち

AKB48の落選も大きな話題になっていますが、最近なにかと話題にのぼることが多いNiziUは、12月にCDデビューを予定しています。ですが、デビュー前から人気沸騰しており、若い世代を取り込むにはとてもいいグループです。そして、NiziUが出場する代わりに、同じ芸能事務所に所属しているTWICEが落選しています。

他にも初出場が決まった「香水」で売れた瑛人。SNSきっかけで人気沸騰し、バラエティー番組ではその「香水」がよくネタになることも多くなりました。過去、楽曲はデジタル配信のみで、CDデビューは2021年1月にリリースするアルバムとなります

また、欅坂46が2020年に改名し、櫻坂46となって初出場します。櫻坂46もCD発売は2020年12月が最初ですが、欅坂46のころから人気が続いています。

こういったことから、CD売上だけが選考基準でないことがわかります。