三菱電機が22円でミサイル監視の衛星研究を受注できた理由はなぜ?メリットは何?

防衛省が、中国や北朝鮮が開発している
新型ミサイルを監視するための調査研究を
民間に委託するため競争入札したところ、
大出電機メーカーの三菱電機がわずか22円
案件を受注していたことが明らかになりました。
その22円という、驚愕の金額について、
世間がざわついています。

そもそも新型ミサイルの衛星研究とは何でしょうか?

一体なぜ三菱電機は22円でミサイル監視の衛星研究を受注できたのでしょうか?

三菱電機が22円で受注するメリットとは何でしょうか?

ご紹介していきます。

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三菱電機が22円でミサイル監視の衛星研究を受注できた理由はなぜ?

契約額は破格の22円――。防衛省が、中国や北朝鮮などが開発する新型ミサイルを人工衛星で監視する最新技術の調査研究を委託するため、競争入札にかけたところ、大手総合電機メーカーの三菱電機が22円で受注したことが防衛省への取材で明らかになった。防衛省の担当者は「これまで聞いたことがない低い額で驚いている」と話している。

日本周辺では、中国やロシアが高速で変則的な軌道を描く極超音速滑空兵器を開発している。北朝鮮も変則的な軌道のミサイルの開発を進めており、大きな脅威となっている。防衛省は2020年度予算で、人工衛星でミサイルを探知・監視する新技術の調査研究に約8800万円を計上した。

(中略)

同省は想定していた調査研究費を明らかにしていないが、少なくとも数百万円以上とみられる。入札額は10万分の1以下となる計算で、同省は弁護士に契約に問題がないか相談し、三菱電機側にも調査の履行が可能かを確認したが、いずれも問題なかったという。

~引用元:毎日新聞

この調査研究に8800万円もの予算を計上し、
防衛省側が予想していた額は
数百万円程度だったものが、
実際に落札された金額はわずか22円
この予算は、もちろん国民が納めた税金なので、
安ければ安いほど、我々の税金が使われなくて済む
と思うのですが、あまりにも安すぎるため、
大きな話題となっています。

新型ミサイルの衛星研究とは?

日本の周辺では、さまざまな国がミサイル開発に大きな予算を充てています。

2019年にはトランプ大統領がINF条約から離脱します。
この条約は、地上発射型弾道ミサイルと、
巡航ミサイルの開発・生産・配備を禁止するものですが、
アメリカのINF離脱によって、仮想敵国であるロシアが
新型ミサイル開発に力を入れるようになりました

また、中国は2019年に建国70周年を迎え、
世界最強の覇権国家になるべく、軍事開発を強化。
アメリカの防衛頼みである日本にとっては、
大きな軍事上のリスクとなります。

~引用元:https://www.nippon.com/

これらの新型ミサイルや極超音速兵器から日本を守るべく、
防衛省は新型ミサイルを従来の上からだけではなく、
横方向から監視する「リム観測」の実用化に関する
調査研究のために入札を行いました。

日本国民を守る非常に重要で不可欠ともいえる
防衛システム開発の調査研究が、
わずか22円で落札されてしまいました。

「そんなに価値が低いの?」

「俺らの命は22円かよ」

と思う方も多いのではないでしょうか?

そもそも、今回22円で落札されたものは
「調査研究」です。
決して、その防衛システム自体が
22円で落札されたわけではありません

つまりどういうことかというと、

この防衛システムを構築できるかの調査研究を行うための費用です。
実際に三菱電機が調査を請け負って、

「こういった設備で、このように運営すれば、
新型ミサイル防衛システムは設計可能ですよ」

という調査結果を出したとします。
そうすれば、当然その調査を請け負った三菱電機が、
その新型ミサイル防衛システムの
製作、構築、運用を実際に請け負うことになります。

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三菱電機が22円でミサイル監視の衛星研究を受注するメリットは何?

海老で鯛を釣る

つまり、今回の調査研究はタダ同然で落札して、
その後の防衛システムの契約を獲得するのが狙いです。
落札金額も数百億円レベルの金額だと思いますが、
その後の運用や保守も必要になります。
それも当然三菱電機が請け負うことになるので、
長い期間にわたって、
莫大な金額が三菱電機に入ってくるわけです。

ことわざにあるように、まさに
海老で鯛を釣るというわけですね。

【蝦(エビ)で鯛を釣るとは】

小蝦(エビ)の餌で鯛を釣り上げる意で、
少ない元手で大きな利益を得ることのたとえです。

それなら22円ではなくて1円でもいいのでは?

タダ同然で入札するなら1円でもいいと思いますよね。

ではなぜ22円という中途半端な数字なのでしょうか?

~出典:https://illustrain.com/

理由は公表されていないので、想像になりますが、
ほかの企業が23円で入札していたのかもしれません。
入札の原理というのは、1円でも安い金額を提示した
企業が落札するものなので、これだと納得がいきますよね。

まとめ

・三菱電機は何としてもミサイル監視の衛星研究を入札したかった

・防衛システムを三菱電機が請け負うことにより何百億円のお金が入る

・海老で鯛を釣った三菱電機

・22円の理由は他に23円で入札した企業がいたから?

以上です。最後までお読みいただきありがとうございます。

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